2022-05-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、プラス圏でもみ合う 様子見ムードも
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.56%高の3072.12ポイントだった。深セン成分指数は0.11%高の11106.84ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4763億4100万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。中国当局の景気対策や産業支援に対する期待が根強く、買いを支えた。前場前半は高くなる場面もあったが、3080ポイントを超える水準で伸び悩むと、その後は上げ幅を縮めた。週明け16日には4月の小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードも漂った。
セクター別では、不動産開発、不動産サービス、自動車、石炭が高い。半面、風力発電設備、教育、製紙が下げた。
上海B株指数は0.78%高の289.44ポイント、深センB株指数は0.82%高の1039.74ポイント。