2022-05-13 |
香港/政策/金融 |
|
香港金融当局、連日の香港ドル買い介入
香港金融管理局(HKMA)は13日朝方、香港ドル買い介入を実施した。ニューヨークの取引時間帯に、外国為替市場で28億6500万HKドルの香港ドル買い・米ドル売りを行った。香港ドルの対米ドル相場の変動を一定範囲内に維持するペッグ制の維持が目的。香港ドル買い介入は12日朝方に約3年ぶりに実施されて以来、3回目となる。
香港ドルは今年に入って下落基調にあり、ペッグ制の変動幅の下限である1米ドル=7.85HKドルに接近している。『香港経済日報』がまとめた記録によると、HKMAは12日現地時間午前5時に15億8600万HKドル、同日午後5時に40億8200万HKドルを買い入れた。今回と合わせた介入規模は計85億3300万HKドルに上る。