2022-05-12 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、米株安で地合い悪化 中国ネット通販株安い
12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.05%安の19615.77ポイントだった。中国企業指数は1.26%安の6684.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で577億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、下落率1%付近のレンジで推移した。11日発表の米4月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る強い伸びとなり、同日のNY株式相場が下落して地合いが悪化した。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒感が強まった。
個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)の下げがきつい。不動産株の碧桂園(
02007)、碧桂園服務(
06098)、中国海外発展(
00688)も大幅安。スマートフォン関連の小米集団(
01810)と舜宇光学科技(
02382)は反落した。半面、アジア保険会社のAIAグループ(
01299)、香港商業不動産の九龍倉置業地産(
01997)が買われた。石油株のペトロチャイナ(
00857)は反発。