2022-05-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、石炭株や石油株が全面安
10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。寄り付きで心理的節目の3000ポイントを下回り、マイナス圏で軟調に推移している。前日のNY市場でダウ平均など主要3指数がそろって大幅に3日続落し、年初来安値を更新したことが嫌気されているほか、「ゼロコロナ」政策に伴うサプライチェーンの混乱により、中国景気が減速するとの懸念も相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比1.45%安の2960.69ポイントで推移している。セクター別では、石炭、採掘、石油が全面安となっているほか、自動車の下落も目立つ。半面、製紙や建設が買われている。