2021-12-27 |
香港/投資判断/通信用機器 |
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富智康集団の投資判断・目標株価引き上げ=大和
大和証券キャピタルマーケッツは最新リポートで、鴻海精密工業傘下のEMS事業者、富智康集団(
02038)の投資判断を「ホールド」から「アウトパフォーム」、目標株価をこれまでの1.15HKドルから1.5HKドルにそれぞれ引き上げた。一方、売上高について慎重な見方を示したことを反映し、2022−23年の利益予想を10−18%下方修正した。『AAストックス』が24日伝えた。
大和は、富智康集団が21年下半期に安定的に利益を回復し、グーグルや小米集団(
01810)からの受注やインド市場での高い需要を背景に黒字転換すると指摘。また、同社がインド子会社を上場する計画に言及したほか、同社の現在価格は22年予想PBR0.6倍相当であることから投資妙味があるとした。
富智康集団の24日終値は前日比0.79%高の1.28HKドル。