2021-12-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり反落、IT株安い アリババ集団と美団が4%超下落
3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.74%安の23612.43ポイントだった。中国企業指数は1.19%安の8404.87ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で773億3000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。米証券取引委員会(SEC)が2日、外国企業に米当局の会計監査受け入れを義務付ける修正案を発表したことを受け、米国での上場廃止リスクを嫌気して関連銘柄が売られ、相場の重しとなった。また、中国メディアの財新と英IHSマークイットが発表した2021年11月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が52.1となり、市場予想(53.0)と前月実績(53.8)を下回ったことが嫌気されたほか、今晩発表の米雇用統計を前に様子見ムードも広がった。
個別では、アリババ集団(
09988)と美団(
03690)がともに4%超下落したほか、BYD(
01211)やテンセント(
00700)の下落も目立った。半面、海底撈国際(
06862)が7%超上昇。中国生物製薬(
01177)や創科実業(
00669)も買われた。