香港のフラッグキャリア、キャセイ・パシフィック(
00293)は19日前引け後、2021年9月の旅客数が13万1800人だったと発表した。前年同月比で180%増加したが、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年同月との比較では94.6%減少した。貨物輸送量は前年同月比19.7%増の13万1000トン。フライト数は同55.6%増の1996便だった。
9月の旅客ロードファクター(有償座席利用率)は45.8%で、前年同月から20.9ポイント上昇。貨物ロードファクターは79.7%で、3.8ポイント上昇した。
1−9月の累計では、旅客数が前年同期比89.4%減の47万8400人、貨物輸送量が同5.5%減の92万6400トン、フライト数は38.9%減の1万1800便だった。
キャセイ・パシフィックの株価は日本時間午後2時53分現在、前日比0.54%安の7.32HKドルで推移している。