2021-08-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、前場終盤にプラス圏 証券が全面高
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.02ポイント高の3464.31ポイントだった。深セン成分指数は0.04%高の14804.27ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8838億4500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、同水準でもみ合う展開が続いたが、前場の後半に入ると下げ幅を急速に縮小。終盤でプラス圏に浮上すると、上値が重いながらもかろうじてプラス圏で前場の取引を終えた。国内での新型コロナデルタ株の感染拡大を受けた景気回復の遅れへの懸念などが相場の重しとなって利益確定売りが先行したが、売り一巡後に買い戻しが広がっているもよう。
セクター別では、証券が全面高。医療や医薬品製造、ソフトウエアサービスなども買われている。半面、非鉄金属や鉄鋼、貴金属が安い。電子部品や化学肥料などもさえない。
上海B株指数は0.34%高の258.49ポイント、深センB株指数は0.13%高の1209.24ポイントだった。