2021-07-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、外資の中国株離れを懸念 ネット関連株に売り
30日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。外資の中国株離れへの懸念から売りが先行している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国株が「投資性を備えていない」との意見がこのところ顧客からよく聞かれたことを明らかした。中国当局による一部業界への「極端な統制強化」がすべての企業に拡大する可能性は低いとする一方、政策リスクという逆風が依然として中国株のバリュエーション評価に影響するとの見方を示した。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.08%安の26030.14ポイントで推移している。個別では、ネット関連株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)、テンセント(
00700)の下げがきつい。火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)も売られている。アジア生保のAIAグループ(
01299)、欧州金融大手のHSBC(
00005)などが逆行高。