2021-07-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、自律反発狙いの買いとネット株の下落が交錯
27日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。中国当局がネット大手や教育産業に対する統制を強めるなか、他の業界でも監督が強化されるとの警戒感から安く寄り付いた。ただ、心理的節目の26000ポイントが下値のめどとして意識されて自律反発狙いの買いが入り、寄り付き後は前日終値を挟んだもみ合いとなった。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.20%高の26244.93ポイントで推移。個別では、インターネットサービスのアリババ集団(
09988)、阿里健康(
00241)、テンセント(
00700)、美団(
03690)が軒並み大幅安となった。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)とシノペック(
00386)、国際金融銘柄のHSBC(
00005)が上昇し、相場を下支えしている。