22日の香港市場で汽車之家(
02518)が急落。一時は前日比7.66%安の101.30HKドルまで下げ、上場来安値を更新した。モルガン・スタンレーが最新リポートで、同社がニューヨーク証券取引所に上場するADR(米預託証券)の投資判断と目標株価を引き下げたことで、嫌気した売りが膨らんだもよう。
香港経済紙『信報』によると、モルスタは汽車之家の中核業務の増収率が1桁台にとどまる上、幹部の離職により事業見通しが不透明になったとして、同社ADR(ATHM)の目標株価を106米ドルから50米ドルへ52.8%下方修正。投資判断は「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げた。