2021-06-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、高く寄り付くも方向感に乏しい展開
22日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた後、方向感を欠いている。前日の米株式市場が反発した流れを引き継いで買い戻しの動きも見られるが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ開始を前倒しするとの観測が強まる中、パウエルFRB議長の米下院特別小委員会での証言も控えており、様子見ムードが広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.09%安の28463.09ポイントで推移。個別では、バイオ医薬品の開発受託会社である薬明生物技術(
02269)やハイテク株のテンセント(
00700)、アリババ集団(
09988)、小米集団(
01810)が安い。自動車メーカーのBYD(
01211)や吉利汽車(
00175)なども下げている。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)、CNOOC(
00883)や都市ガス独占事業者のホンコン・チャイナガス(
00003)が高い。