2021-04-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、29000ポイント超え ハイテク株に買い
23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.90%高の29014.32ポイントだった。中国企業指数は0.99%高の11047.43ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で790億5000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、序盤に上げ幅を拡大。ハイテク株や中国内需関連が買いを集め、指数は心理的節目の29000ポイントを上抜けた。好業績の銘柄を物色する動きも相場を押し上げた。新型コロナウイルス変異株の感染拡大への警戒感がくすぶる半面、ワクチン接種の普及に伴い経済活動が再開するとの見方は根強い。
個別では、ハイテク株の美団(
03690)、阿里健康(
00241)、舜宇光学科技(
02382)、アリババ集団(
09988)が大幅に上昇。医薬品株の薬明生物技術(
02269)と石薬集団(
01093)、消費財のバドワイザーAPAC(
01876)、安踏体育用品(
02020)も買われている。一方、石油株のシノペック(
00386)が安い。不動産株の華潤置地(
01109)と中国海外発展(
00688)、恒隆地産(
00101)はそろって下げた。