2021-04-23 |
中国/政策/その他 |
|
習近平国家主席、CO2排出量のピークアウトに向けて地域・産業・企業を支援
国営新華社通信は22日夜、習近平国家主席が気候変動に関するオンライン首脳会議(気候変動サミット)に北京からビデオ形式で出席し、重要講話を行ったと報じた。習近平国家主席は、中国は生態文明建設の全体的なレイアウトに二酸化炭素(CO2)排出量のピークアウトやカーボン・ニュートラルを取り入れ、CO2排出量のピークアウトに関する行動計画を策定し、広範囲で綿密に実施すべく地域や主要産業、主要企業を支援すると述べた。また、石炭消費に関して、中国は石炭火力発電プロジェクトを厳格に管理し、第14次5カ年計画(2021−25年)期間において伸びを抑え、第15次5カ年計画(2026−30年)期間において段階的に削減するとした。
習近平国家主席はほかに、中国は「モントリオール議定書」のキガリ改正を受け入れることをすでに決定したとし、非CO2温室効果ガスの管理と制御を強化し、全国炭素市場のオンライン取引を開始すると表明した。