2021-04-22 |
香港/投資判断/自動車・二輪 |
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長城汽車の投資判断と目標株価引き下げ=シティ
シティグループは最新リポートで、ピックアップ・スポーツ多目的車(SUV)分野のトップメーカー、長城汽車(
02333)の投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を35.4HKドルから24.9HKドルにそれぞれ引き下げた。傘下の新エネ車の平均販売価格と粗利益率が比較的低いことや、原材料コストの上昇による影響などを背景に今年4−6月期の粗利益率の見通しが弱気に傾いたことを織り込んだ。『AAストックス』が22日伝えた。
一方、2021年1−3月期決算で純損益は16億3900万元の黒字となり、前年同期の6億5000万元の赤字から黒字転換したものの、純利益は市場予想を20%下回ったほか、前四半期比で40%減少したと指摘。原材料価格の上昇で粗利益率が前四半期から3ポイント低下したことが原因とした。
長城汽車の株価は日本時間午後0時38分現在、前日比12.07%安の21.50HKドルで推移している。