11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。春節(旧正月)大みそかで午前のみの半日取引とあって、手じまい売りが先行している。心理的節目の30000ポイントが上値抵抗として意識されているもよう。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.55%安の29874.55ポイントで推移している。個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)とバイオ医薬の薬明生物技術(
02269)、インターネットサービス大手の美団(
03690)とアリババ集団(
09988)が反落。半面、公益株の長江インフラ(
01038)とホンコン・チャイナガス(
00003)、香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)、新鴻基地産(
00016)が買われている。