2021-01-25 |
香港/業界動向/証券 |
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上海「科創板」、2月から香港・本土の相互取引の対象
香港証券取引所(
00388)は22日、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」に上場するA株について、2月1日から本土株式市場との相互取引制度(ストックコネクト)の対象にすると発表した。SSE 180インデックス(上証180)またはSSE 380インデックス(上証380)の構成銘柄と、香港にH株を重複上場しているA+H株企業は、滬港通(上海・香港ストックコネクト)の北向き取引(香港投資家による上海上場銘柄の売買)の対象となる。北向き取引ができるようになった時点で、対応するH株もストックコネクトの南向き取引(本土投資家による香港上場銘柄の売買)に含まれる。ただし、北向き取引を使って科創板上場の銘柄を売買できるのは機関投資家に限られる。
これとは別に、深セン証券取引所に上場するA+H株企業と対応するH株は、2月1日付で滬港通南向き取引の対象となる。