BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、東風汽車集団(
00489)の投資判断を「買い」に維持した上で、目標株価を9.6HKドルから11.4HKドルに19%引き上げた。効率改善やコスト低下に向けた取り組みを受け、2020−22年の予想純利益をそれぞれ9%、2%、2%上方修正した。『AAストックス』が6日伝えた。
BofASは東風汽車集団について、2020年12月の自動車販売台数は前年同月比20%増加しており、通年では2%減少したものの、予想をやや上回ったと評価。昨年11月に発表した第14次5カ年計画では、向こう5年で20を超える新モデルを投入し、うち半分以上が新エネ車となる見通しを明らかにしているほか、高級新エネ車ブランド「嵐図汽車(VOYAH)」については、2025年末までに15万台超の販売を目指していることに言及した。
東風汽車集団の株価は日本時間午後4時34分現在、前日比5.03%高の9.18HKドルで推移している。