2020-12-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、銀行株と証券株が全面高 3400ポイント回復
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.31%高の3436.04ポイントだった。深セン成分指数は1.27%高の13843.26ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4861億4000万元だった。
上海総合指数は、前日の米株安を受けて序盤にマイナス圏に沈む場面もあったものの、その後は堅調に上げ幅を拡大した。中国メディアの財新と英IHSマークイットが1日発表した2020年11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が54.9となり、市場コンセンサス予想の53.5を上回ったことが好感されたほか、米株価指数先物が時間外で上昇していることも投資家心理を強気に傾けた。指数は心理的節目の3400ポイントを回復して前場の取引を終えた。セクター別では、銀行と証券、航空・空港運営がほぼ全面高となったほか、医療も買われた。半面、酒造や非鉄金属が売られた。
上海B株指数は0.39%安の237.08ポイント、深センB株指数は1.03%高の1043.72ポイントだった。