2020-11-25 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅続落、3400ポイント割れ 貴金属が全面安
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.22%安の3395.33ポイントだった。深セン成分指数も0.77%安の13795.73ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5378億5600万元だった。
上海総合指数は反発して始まった。24日の米株式市場でダウ平均が初めて3万米ドルを突破するなど、世界的な株高の下でリスク選好が高まった。ただ、指数はほぼ3カ月ぶりに節目の3400ポイントを超えていただけに利益確定売りが出やすい環境。同水準を割り込み、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。セクター別では、貴金属が全面安のほか、醸造、非鉄金属、医療が下落。一方で保険、通信、石油が上昇した。
上海B株指数は0.42%安の249.47ポイントと続落。深センB株指数は0.79%高の991.78ポイントと反発した。