大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、中国の油田サービス最大手、中海油田服務(
02883)の投資判断を「ホールド」に据え置いた上で、目標株価を6.0HKドルから6.5HKドルに引き上げた。『新浪港股』が24日伝えた。
石油掘削と海洋油田サービスについては、中海油田服務の今年7−9月期の稼働日数と稼働率が前の四半期や前年同期と比べて減少した。同社経営陣は業界の閑散期にあたる10−12月期は業務量が減少し続けるものの、2021年に回復すると予想している。
大和は、来年上半期は前年同期の実績が高水準だった反動で前年同期を下回るとみており、中海油田服務の純利益が今年10−12月期から来年にかけて前年同期比で減少し続けると見込む。10−12月期の純利益は1億9900万元と前四半期比49%減、前年同期比67%減になるとの予測を示した。
中海油田服務の株価は日本時間午後4時21分現在、前日比1.97%高の6.72HKドルで推移している。