週明け23日の香港市場でハンセン指数は小幅に続伸して始まった。新型コロナウイルス感染が世界的に再拡大するなか、低金利環境が続くとの見方からハイテク株が買われ、相場を支えている。前週末の米株式相場は下落したものの、香港時間きょうのダウ平均先物が上昇し、投資家心理を支えた。前週末に原油先物相場が上昇したことも関連銘柄の買い材料となった。
指数は日本時間午前10時44分現在、前営業日比0.13%高の26486.61ポイントで推移。個別では、ハイテク株のアリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)、小米集団(
01810)が買われ、相場の上昇を主導。石油株のCNOOC(
00883)とペトロチャイナ(
00857)も高い。半面、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)、香港コングロマリットの太古A(
00019)と長江和記実業(
00001)が下げている。