2020-11-11 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】上値重いか、独身の日セールで関連銘柄に注目
11日の香港市場は上値の重い展開か。ハンセン指数は前日まで4営業日続伸し、終値ベースで7月6日以来ほぼ4カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。一方、中国ではネット通販各社が11月11日の「独身の日(双11)」に合わせて大規模なセールイベントを展開しており、注目度が高い。
10日のNY株式相場は高安まちまち。前日に続いてボーイングなどの経済活動再開銘柄が買われ、アマゾン・ドット・コムなどのステイ・アット・ホーム銘柄が売られた。ファイザーが独ビオンテックと開発中のコロナワクチンの有効性が確認されたことが引き続き好感されたほか、米食品医薬品局(FDA)がイーライリリーのコロナ治療薬の緊急使用を承認したことも経済活動正常化期待を高めた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(
00005)やAIAグループ(
01299)が香港終値を上回って引けた半面、テンセント(
00700)やアリババ集団(
09988)が下回って引けた。