2020-11-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:小反発、方向感欠く 家電・自動車株に買い
週明け2日の中国本土株式市場で上海総合指数は小幅に反発。終値は前営業日比0.02%高の3225.11ポイントだった。深セン成分指数は1.39%高の13420.96ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8124億3000万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、前営業日の終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい相場となった。中国の第14次5カ年計画に対する期待が根強い上、前週末終値は9月30日以来1カ月ぶりの安値を更新したとあって、自律反発を見込む買いが相場を支えた。ただ、米時間3日に米大統領選挙の投開票を控え、外部環境の短期的な不透明感を警戒する売りが重荷だった。セクター別では家電やガラス、自動車、送配電が買われた半面、軍需関連や空運、医療・医薬、観光が売られた。
A株市場では、自動車株の上昇が目立ち、江鈴汽車(
000550)がストップ高。重慶長安汽車(
000625)、BYD(
002594)、上海汽車集団(
600104)も大きく買われた。家電メーカーの海爾智家(
600690)と美的集団(
000333)も高い。音声認識技術の科大訊飛(
002230)は反発した。一方、生保大手の中国人寿保険(
601628)、新華人寿保険(
601336)が下落。乳業大手の内蒙古伊利実業集団(
600887)、通信機器大手の中興通訊(
000063)も大幅安だった。
上海B株指数は0.99%安の240.85ポイントと3営業日続落。深センB株指数は0.58%高の942.81ポイントと3営業日ぶりに反発した。