2020-10-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、利益確定売りや様子見ムード広がる
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.28%安の3348.90ポイントだった。深セン成分指数は0.18%高の13733.17ポイントと3営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5314億6100万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。政策期待を背景に前日の本土市場はほぼ全面高の展開となり、指数は前日に9月3日以来、約1カ月半ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが優勢となった。相場の先高観は根強いものの、来週19日にかけて主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードも広がったもよう。セクター別では、証券、保険、造船、貴金属がほぼ全面安のほか、観光・ホテルも売られている。半面、医療、医薬、自動車などが買われた。
上海B株指数は0.25%安の255.11ポイントと3営業日ぶりに反落、深センB株指数は0.25%安の952.24ポイントと6営業日ぶりに反落した。