2020-10-12 |
香港/政策/その他 |
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香港行政長官、14日の施政方針演説を11月末に延期
香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は12日、14日に予定していた施政方針演説を11月末に延期すると発表した。『香港経済日報』が12日伝えた。
一方、中国の習近平国家主席は深セン市の経済特区成立40周年を祝う式典に出席するため、早ければ13日に深セン入りする見通し。一部報道によると林鄭行政長官との会談も予定されているが、長官はそれを否定。招待を受けて式典に出席するものの、習主席との面会やそのほかのイベントなどに参加することは予定していないとした。
また、施政方針演説を延期する理由について、施政方針に中央政府による香港への支援策を盛り込むためだと強調した。林鄭行政長官によると、中央政府に求めてきた香港への支援策について、先週末に返答があり、10月末に北京で協議するはこびになった。支援策は経済や民生に関するものが中心で、金融、技術革新などの分野にわたるという。