野村インターナショナルは最新リポートで、中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)のリターンがリスクとの比較で低下したとして、投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。ただ、目標株価は23.0HKドルに据え置いた。同業の華為技術(ファーウェイ)に対する米政府の制裁措置が一段と厳しくなる可能性は小さいものの、市場はファーウェイの苦境が小米集団のシェア拡大につながると過度に期待し、結果として小米集団の株価が押し上げられているとした。香港経済紙『信報』が21日伝えた。
小米集団の株価は日本時間午後3時59分現在、前営業日比4.99%安の20.95HKドルで推移している。