2020-09-16 |
香港/企業動向/通信 |
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長江和記実業の通信子会社スリー、英国従業員を7%削減
長江和記実業(
00001)傘下の英通信会社スリーは従業員を280人削減する。解雇対象は主に英国本部の社員で、現在の従業員4300人の約7%に相当する。英スリーの広報担当者は、「現在進めている転換の一部として、事業規模を適切な規模にして顧客のニーズに応え、英国とアイルランドの事業協力をより密接にするための変更を諮っている」と述べた。『香港経済日報』が16日伝えた。
長江和記実業は売上高の半分を欧州で稼ぐ。2020年6月中間決算で純利益は前年同期比29%減少したが、通信事業は新型コロナ禍による打撃が比較的小さく、部門減益率は15%だった。欧州スリーグループの利用者は7%減って3870万人となった。長江和記実業の李沢鉅会長は今年8月、「厳格で柔軟な」コスト抑制を進めると表明していた。
長江和記実業の株価は日本時間午後4時9分現在、前日比0.40%安の49.30HKドルで推移している。