中国ネット通販最大手のアリババ集団(
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スマートファクトリープラットフォームを手掛けるのは杭州迅犀数字科技有限公司。モノのインターネット(IoT)、ビッグデータなどの基盤とする産業インターネットを運用し、顧客に小規模かつ柔軟で、高品質のクラウド製造サービスを提供する。アリババ集団は3年間を掛けてこの新事業を進めてきた。スタート段階ではアパレル業界を対象とするという。
アリババ集団の株価は日本時間午前11時42分現在、前日比1.35%高の271.00HKドルで推移している。