15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.48%高の24759.52ポイントだった。中国企業指数は0.43%高の9848.78ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で706億HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まった後、徐々に上げ幅を拡大した。前日の米株高が好感されたほか、午前に発表された中国の小売売上高や鉱工業生産、固定資産など8月の主要経済指標がいずれも市場予想より良い内容となったことで、投資家心理が改善し、買いが広がった。
個別では、人民元の基準値が約16カ月ぶりの高値を付けたことを受け、中国東方航空(
00670)や中国南方航空(
01055)が買われたほか、中国海外発展(
00688)や碧桂園(
02007)も高い。9月7−13日の1日当たりカジノ収入が1−6日に比べ37%増加したことを受け、銀河娯楽(
00027)やサンズ・チャイナ(
01928)も買われた。半面、小米集団(
01810)やチャイナ・ユニコム(
00762)が売られた。