2020-09-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、買い戻し入るも米株安などで売り優勢
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.21%安の3228.01ポイントだった。深セン成分指数は0.09%高の12753.98ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3941億8500万元だった。
上海総合指数はプラス圏に浮上する場面もみられたが、前場終盤にかけてマイナス圏で下げ幅を広げた。前日までに6週間ぶりの安値圏で推移していただけに買い戻しが入りやすい環境。ただ、前日の米ハイテク株安、米国やインドとの対立激化に対する警戒感が意識されるなかで次第に売りの勢いが強まった。セクター別では、金融の下げが目立ったほか、宇宙・軍事関連、石炭が安い。半面、医薬、金属などが買われた。
上海B株指数は0.12%安の244.36ポイント、深センB株指数は0.11%高の939.54ポイントだった。