11日の香港市場で、ハンセン指数は小幅に反発して始まった。前日終値は6月29日以来約2カ月半ぶりの安値だっただけに、買い戻しが先行している。世界的な金融緩和の長期化により株式市場への資金流入が続くとの見方が根強い。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.22%高の24366.55ポイントで推移。個別では、テンセント(
00700)とAIAグループ(
01299)が買われて相場の上昇を主導。自動車株の吉利汽車(
00175)や、今週からハンセン指数構成銘柄となった薬明生物技術(
02269)、小米集団(
01810)が高い。一方、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、石油株のペトロチャイナ(
00857)が下げている。