2020-09-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、一時3400ポイント割れ 保険株が全面安
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.06%安の3402.69ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の13852.47ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5885億1500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上すると上げ幅を拡大。前日の米株高が好感されたほか、2020年8月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことが材料視された。ただ、インド政府が中国製アプリ118種の使用を禁止する追加措置を発表したことなどが嫌気され、上げ幅を縮小し、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は一時、心理的節目の3400ポイントを下回る場面もあった。セクター別では、保険が全面安となったほか、航空・宇宙、造船も安い。半面、酒造、航空・空港運営、製薬などが買われた。
上海B株指数は0.06%高の256.58ポイントと4日続伸、深センB株指数は0.31%高の965.21ポイントと続伸した。