2020-08-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、金融統計の予想下振れを嫌気
12日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。11日に発表された7月の中国金融統計で人民元建て貸付残高増加額やマネーサプライM2の伸び率などが市場予想を下回ったことを嫌気。中国で経済活動の正常化が進む中、当局が金融緩和を弱めるとの見方を出ている。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.47%安の3324.58ポイントで推移。セクター別では、貴金属、軍需関連、宝飾品、酒造が安い。半面、航空・空港運営、銀行、保険が買われている。