11日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ反発して始まった。前日まで3営業日続落し、約1カ月半ぶり安値で終えただけに、買い戻しが先行している。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比1.90%高の24840.61ポイントで推移。個別では、マカオから中国本土への入境者に対する14日間の隔離措置の撤廃などを好感してカジノ銘柄のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)が高い。前日に急落したIT大手のテンセント(
00700)が反発しているほか、欧州金融大手のHSBC(
00005)が大きく買われ、指数を押し上げている。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)がさえない。