2020-08-05 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】米株高を受けて買い先行か、利益確定売りも
5日の香港市場は、前日の米株高の流れを引き継ぎ買い先行で始まるか。前日のNY株式相場は続伸。追加経済対策を巡り民主党とホワイトハウスが「建設的な議論」をしたとの発表が好感された。ハイテク株主体のナスダック総合も5日続伸し、前日に続いて史上最高値を更新した。
一方、新型コロナや香港情勢などを巡って関係が悪化している米国と中国が今月15日に閣僚レベルの会合を開くと伝わった。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表や中国の劉鶴副首相などが出席し、今年1月に締結した「第1段階」合意の履行状況をレビューする予定。その他の問題が議題に上る可能性もあり、両国の関係改善が期待される。
ただ、ハンセン指数は前日に2%高と大幅反発。終値で心理的節目の25000ポイントは守れなかったものの、7月23日以来、約2週間ぶりの高値をつけた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなる可能性もある。