2020-08-03 |
中国/マーケット/金融 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合う 財新製造業PMIなどを好感
週明け3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比1.08%高の3345.79ポイントだった。深セン成分指数は1.62%高の13859.30ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8401億5700万元だった。
上海総合指数はプラス圏でもみ合った。高く寄り付いた後、前場後半は上げ幅を3360ポイント付近で拡大する場面もあった。午前中に発表された財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.8と市場予想を上回り、2011年2月以来の高水準となったことを好感。中国当局が金融機関の資産管理業務に対する規制強化の適用を21年末まで延期したことも投資家心理の改善につながった。
セクター別では、軍需関連が全面高。防犯設備、通信キャリア、ソフトウエアサービスも買われている。半面、貴金属の一角がさえない。
上海B株指数は1.16%高の240.65ポイント、深センB株指数は0.76%高の936.36ポイントだった。