2020-07-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続伸、25000ポイント回復、FOMC後の米株高が支え
30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.05%高の25143.60ポイントだった。中国企業指数は0.50%高の10235.33ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で646億HKドルだった。
ハンセン指数は終始プラス圏で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えた前日の米株高が好感されたほか、中国本土投資家による相互取引制度を通じた香港株売買の買い越しが続いていることも相場の支えとなった。中国本土相場がさえないなか、指数は寄り付き後に上値の重さがみられたが、前場中盤以降は節目の25000ポイントを回復し、上げ幅を広げた。
個別では、香港関連銘柄の新世界発展(
00017)やホンコン・チャイナガス(
00003)の上昇が目立ったほか、医薬品メーカーの石薬集団(
01093)やスマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)が高い。欧州金融大手のHSBC(
00005)、取引所運営の香港証券取引所(
00388)なども大きく買われた。半面、保険株のAIAグループ(
01299)や中国人寿保険(
02628)が軟調だった。