2020-07-29 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:小幅続伸、本土株高を好感 HSBCに買い
29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.12%高の24801.94ポイントだった。中国企業指数は0.24%高の10176.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で560億1000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まったが、序盤に切り返した。中国本土相場の上昇を受け、前日下げた銀行株や不動産株を買い戻す動きが相場を押し上げた。ただ、中国を含めた世界各地で再拡大している新型コロナウイルスに対する懸念が広がり、上値は重かった。日本時間30日未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、積極的な売買を手控える気分も強い。
個別では、香港不動産株の長江実業集団(
01113)と恒隆地産(
00101)が大幅に反発。大手銀行のHSBC(
00005)と中国工商銀行(
01398)、製薬の石薬集団(
01093)も買われた。半面、前日高かったテンセント(
00700)とAIAグループ(
01299)が下げ、相場の重荷となっている。中国石油メジャーのCNOOC(
00883)とペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)は軒並み安。