2020-07-29 |
香港/業界動向/証券 |
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香港・本土市場で証券株が高い、中信証券と中信建投証券の合併観測が再浮上
29日の香港と中国本土A株市場で証券株が高い。日本時間午後0時4分現在、香港市場で中信建投証券(
06066)が前日比6.84%、光大証券(
06178)が6.26%高、招商証券(
06099)が5.03%高、中信証券(
06030)が3.85%高で推移しているほか、A株市場では証券株が全面高の展開。中信証券と中信建投証券の合併観測が買いを誘ったもよう。
中信証券は28日大引け後、臨時株主総会の開催の延期と定款の追加変更に関する公告を発表した。本土メディアに調べによると、中信証券が新たに定款追加する条項は、中信建投証券が28日大引け後に発表した新定款と内容が非常に似ているという。2社がほぼ同じタイミングで定款の改定を行うことから、市場で合併に関する観測が再び浮上した。
なお、7月上旬にも合併報道が一部で報じられたが、2社は公告で否定した。