2020-07-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、内需主導の景気回復に期待 食品・飲料株に買い
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.60%高の3224.47ポイントだった。深セン成分指数も1.02%高の13109.66ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5787億3400万元だった。
上海総合指数はプラス圏の狭いレンジでもみ合い。前週末に4%近く下げたとあって、週明け27日に続いて幅広いセクターが上昇し、相場を支えている。中国指導部が内需主導の景気下支えに力を入れるとの見方から、関連銘柄に買いが入った。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展も投資家心理を支えたもよう。ただ、米中関係の悪化懸念がくすぶるなか、上昇率が1%を超えると上値の重さが目立つ。セクター別では、通信キャリアが軒並み高のほか、食品・飲料や非鉄金属、酒造が高い。一方、前日高かった貴金属・宝飾品が逆行安。
上海B株指数は0.59%高の233.96ポイントと4営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.30%高の906.06ポイントと続伸している。