28日の香港市場でハンセン指数は反発スタート。米政府による追加の経済対策や、新型コロナウイルスワクチンの実用化が近づくことへの期待から前日のNY市場でダウ平均が上昇した流れを引き継いだ。香港市場は前日まで続落し、約3週半ぶり安値を更新した後とあって、買い戻しが先行している。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.99%高の224847.56ポイントで推移している。個別では、IT大手のテンセント(
00700)が相場の上昇をけん引。電動工具メーカーの創科実業(
00669)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)が高い。半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(
00003)や欧州金融大手のHSBC(
00005)がさえない。