中国の生活関連サイト運営大手、美団点評(
03690)は、今月末に米国で新規株式公開(IPO)を実施する中国の電気自動車メーカー理想汽車に追加出資するもようだ。理想汽車の目論見書によると、IPOに際して計3億8000万米ドル相当の新株を既存株主に割り当てる。うち3億米ドル規模を美団点評が引き受け、3000万米ドル規模を同社の王興会長兼最高経営責任者(CEO)が個人的に引き受ける。香港経済紙『信報』が27日、外電を引用する形で伝えた。
外電によると、理想汽車は北京時間の7月31日夜、米預託株式(ADS)を米ナスダックに上場する。ティッカーコードは「LI」。同社は25日に目論見書を更新し、公開価格レンジを8−10米ドルに設定した。調達規模は8億7400万−10億9300万米ドルに上る(オーバーアロットメントオプションが全て行使されると仮定)。
美団点評の株価は日本時間午後4時18分現在、前営業日比2.31%安の186.30HKドルで推移している。