2020-07-07 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、米中の景気回復期待で 海外資金の流入も好感
7日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた。米中の景気回復期待や、香港市場への資金流入を好感する買いが続いた。外資の流入を背景に香港ドルの対米ドルレートが許容変動範囲の上限に達し、香港金融当局は前日大引け後から今朝までに2度にわたって米ドル買いを実施した。もっとも、利益確定売りが重荷となり、買い一巡後は上げ幅を縮めてもみ合っている。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.39%高の26442.44ポイントで推移。個別では、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、中国保険大手の中国人寿保険(
02628)、中国平安保険(
02318)、アジア生保のAIAグループ(
01299)が大幅に続伸。半面、電動工具大手の創科実業(
00669)が逆行安のほか、中電控股(
00002)、電能実業(
00006)など香港地場系銘柄の一角がさえない。