2020-07-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、ほぼ全セクターで買い優勢 証券・保険が全面高
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比1.16%高の3061.10ポイントだった。深セン成分指数は0.86%高の12217.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5983億2300万元だった。
上海総合指数は前日終値をわずかに下回って寄り付いたが、その後はプラス圏で堅調に上げ幅を拡大した。前日に発表された6月の製造業PMIが官民ともに予想を上振れたことで投資家心理が改善し、ほぼ全セクターで買いが優勢となった。具体的には、保険株のほか、証券株が全面高と好調。上海証券取引所のハイテク新興企業向け「科創板」への上場が今後も相次ぐとの期待から大きく買われた。河北省懐来県で不動産購入制限が撤廃されると伝わり、不動産株も高い。酒造も買われ、貴州茅台酒(
600519)と宜賓五糧液(
000858)は上場来高値を更新した。
上海B株指数は1.35%高の217.67ポイント、深センB株指数は1.03%高の888.89ポイントだった。