2020-06-30 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:反発、プラス圏で推移 米株高やPMIなどが支え
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.58%高の2978.56ポイントだった。深セン成分指数は1.90%高の11975.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4203億6300万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移。前日の米株高に加え、朝方に中国国家統計局が発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことなどが支えとなった。中国の全国人民代表大会(国会に相当)の常務委員会で「香港国家安全維持法」が可決され、米中対立への警戒感が意識されたものの、深セン市場の創業板指数が大きく上昇するなか、上海総合指数は前引けにかけて上げ幅を広げた。セクター別では酒造、電子IT、ソフトウエアなどが大幅高となるなど、ほぼ全てのセクターで買いが優勢となった。
上海B株指数は1.07%高の213.50ポイント、深センB株指数は0.84%高の871.52ポイントだった。