2020-06-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落、経済再開の減速や米中対立を警戒
休場明け26日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。経済活動再開の減速を警戒する売りが幅広いセクターで先行。米国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、移動制限が再び導入される可能性がある。「香港国家安全法」の制定を巡り、米中関係の悪化も懸念されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.32%安の24703.20ポイントで推移している。個別では、親会社がトランプ米政権から「中国軍が保有または支配する企業」に指定されたチャイナ・モバイル(
00941)が大幅安。同業のチャイナ・ユニコム(
00762)も売られている。不動産株の九龍倉置業地産(
01997)と碧桂園(
02007)、エネルギー株のペトロチャイナ(
00857)と中国神華能源(
01088)も安い。半面、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、製薬の石薬集団(
01093)が買われている。