2020-06-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、プラス圏でもみ合う FTSEが大引け後に組入比率引き上げへ
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.39%高の2950.74ポイントだった。深セン成分指数は1.07%高の11617.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4361億3300万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。財政出動や金融緩和といった当局の景気刺激策に対する根強い期待が相場を支えた。指数算出を手掛ける英FTSEラッセルはきょう大引け後から中国本土A株の組入比率をこれまでの17.5%から25%に引き上げる見込みで、これに伴う海外資金の流入を見込んだ買いも入ったもよう。
セクター別では、百貨店、酒造、観光・ホテルが高い。半面、鉄鋼、防犯設備、通信キャリア、通信設備がさえない。
上海B株指数は0.85%高の212.58ポイント、深センB株指数は0.5%高の866.73ポイントだった。