2020-06-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反落、おおむねマイナス圏で推移 医薬・医療株が高い
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反落。前場終値は前日比0.10%安の2928.89ポイントだった。深セン成分指数は0.21%安の11375.33ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4636億1300万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いたものの、その後はおおむねマイナス圏で推移。北京での新型コロナウイルス集団感染など、「第2波」への警戒が意識されたことに加え、香港市場との相互取引制度を通じた「北向き」資金が流出に転じたことなどが相場の重しとなった。指数は前場中盤にかけて下げ幅を広げたが、2920ポイント付近では底堅さがみられた。セクター別では観光の下げが目立ったほか、航空、自動車、ソフトウエアなどが軟調。半面、医薬・医療、造船、軍事が大きく上昇した。
上海B株指数は0.18%安の208.90ポイント、深センB株指数は0.67%安の859.63ポイントだった。