2020-06-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、米株急落を嫌気も下げ幅縮小
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.38%安の2909.73ポイントだった。深セン成分指数は0.44%安の11194.52ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4091億8300万元だった。
上海総合指数は節目の2900ポイントを下回って寄り付いた。前日の米株急落や、きょうの香港などアジア市場の株安を嫌気した売りが先行。ただ、香港市場からの相互取引制度を通じた本土株売買が買い越していることや、朝方に軟調だった深セン市場の創業板指数がプラスに転じるなか、指数は序盤以降、下げ幅を縮小。結局、2900ポイントを回復して午前の取引を終えた。セクター別では貴金属、航空、通信が安い。半面、医療・医薬、観光などが買われた。
上海B株指数は0.22%安の206.76ポイント、深センB株指数は0.64%安の854.03ポイントだった。